仮開設されていたSBI証券のNISA口座ですが、既に口座開設されているという内容が税務署からSBI証券に連絡があり、SBI証券でのNISA口座開設が取り消されてしまいました。
株式配当金から源泉徴収されていた所得税・住民税の還付を受けるための確定申告書を提出する用事があり最寄りの税務署に行ったので、ついでに問い合わせしました。
NISA口座を照会する申請書を1枚書き、身分証明書を提示しました。私が開設したNISA口座を税務署が把握しているようですが、直接私に教えることは出来ず、税務署から当該金融機関に連絡し、私がNISA口座を開設した金融機関から文書で私の住所宛てに連絡があるということになるそうです。来庁者に直接教えるのは個人情報保護上問題があるのでしょう。
最大で1か月程度かかるので、私がNISA口座を開設した金融機関に心当たりがあれば、私が金融機関に直接問い合わせることを推奨されました。それによりNISA口座を開設した金融機関が判明したら、税務署に電話連絡してもらいたいと言われました。税務署が行う連絡作業を中止するためだそうです。
新NISAが始まって特定口座で長年取引しているSBI証券でNISAもやろうと思っていましたが、面倒なことになってしまいました。今は日経平均株価もTOPIX(東証株価指数)も高値圏にありNISA口座を開設してもすぐに取引するつもりがなかったので、金融機関から回答文書が届くまで待とうかと思います。
証券会社のツール・アプリを使っているだけの休眠口座も含めれば、SBI証券、auカブコム証券、楽天証券、マネックス証券の口座を持っています。SBI証券以外でNISA口座を開くことは考えにくいのですが、解せない話です。
直近の話題としては、4半期配当があって高配当だったあおぞら銀行株が無配転落しましたが、新NISAの成長株投資枠で人気があったらしく、早速損益通算不可の洗礼を受けた人が多くいるようです。NISAは儲ければ(譲渡益と配当金)利益に対して非課税で特定口座に比べてトクですが、損失が出たときは損益通算不可ということで、要は特定口座よりハイリスク・ハイリターンな口座であるというのが、広く周知されたのではないでしょうか。
(2024.2.11追記)
auカブコム証券と楽天証券は2005年口座開設後休眠していたので、NISA口座を開設していないことはわかっていました。一方、マネックス証券はツールの銘柄スカウターを使いたくて2021年に口座開設して、入金や取引は一切していなかったのですが一応ログインしてみると、なんとNISAのつみたて投資枠年間120万円、成長投資枠年間240万円の表示がありました。どうやら特定口座を開設したときに、ついでに旧NISA口座も開設していたようです。今流行りの言葉で言えば記憶にございませんです。なので、マネックス証券の問い合わせフォームで同証券のNISA口座取り消しの申込書送付を依頼しました。SBI証券でのNISA口座開設は大分さきになりそうです。お手数をおかけした税務署には連休明けに電話しようと思います。
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